※この記事に掲載されているレシピは、管理栄養士の方に考案、調理、撮影してもらったものです。
生クレソンとツナの冷製レモンパスタ

撮影・レシピ提供:しましまママ
クレソンとはピリッとした辛味と苦味のある野菜です。ワサビやカラシと同じアブラナ科で、別名「オランダミズガラシ」とも呼ばれています。
クレソンを使った料理は、お肉の付け合わせから和え物、炒め物、サラダまで、生から加熱までレシピのバリエーションが豊富。特に旬のクレソンは葉や茎がやわらかく、生で食べると抜群のおいしさです。
そこで、旬のクレソンを使った爽やかなレシピ(生クレソンとツナの冷製レモンパスタ)を管理栄養士さんに考案してもらいました。
※クレソンの旬は3月~6月/一部地域では11月~4月に出荷される場合もある。
材料

<1人分あたりの栄養成分(目安)>
項目 | 数値 |
|---|---|
エネルギー(カロリー) | 578kcal |
たんぱく質 | 23.0g |
脂質 | 30.1g |
炭水化物 | 58.9g |
食塩相当量 | 1.6g |
◆材料:1人分
・パスタ(カッペリーニ) 70g
・クレソン 40g
・レモン 2/3個(味付けだけならポッカレモンでも可)
・ツナ油漬け缶 1缶(70g)
・にんにく 10g(にんにくチューブでも可)
・オリーブオイル 大さじ1
・砂糖 小さじ1/2
・塩 適量
・ピンクペッパー 小さじ1
作り方・手順
1.レモンはトッピング用を1枚薄くスライスし、残りは果汁を絞る。

2.クレソンはひげ根を取り除き、太い軸の部分以外を2センチ程度の長さに切る。

3.大きめのボウルに、レモン汁、ツナ油漬け缶、すりおろしたにんにく、砂糖、オリーブオイルを混ぜ合わせる。

4.パスタは塩(分量外)を加えたお湯でゆで、冷水で冷まして水気を切る。

5.調味しておいた[3]のボウルに、[2]のクレソンと 、[4]でゆでて冷ましたパスタを加えて混ぜ合わせ、塩で味を整える。

6.皿に盛り付けたら、ピンクペッパーを散らし、レモンのスライスをトッピングする。
コツ・ポイント

クレソンの選び方
生クレソンを購入する際は茎にひげ根が無く、葉に艶があり、葉先までハリがあるものを選ぶと新鮮でおすすめです。茎があまり太くないものを選ぶと柔らかく、口当たりがいいでしょう。
下処理の方法
クレソンを下処理する際は、ひげ根があれば取り除きます。また、生食で食べる際は太めの茎の部分は取り除くと柔らかく食べやすくなります。残った茎は茹でたり炒めたり、加熱してお召し上がりください。
その他質問
・クレソンの量は増やしてもよい?
クレソンの量はお好みで。お好きであればレシピよりたっぷりお使いいただいてもおいしく食べることができます。
・ツナ缶の油は捨てないで平気?
ツナ油漬け缶は油を切って使うことが多いですが、今回は油も丸ごと使います。旨みが溶け込んだ油が調味料の代わりになりますよ。
クレソンは生で食べよう!

クレソンは、加熱すると辛味が弱まったり葉や茎がやわらなくなったりするため、「食べやすくなる」と言われることもあります。
しかしクレソンの栄養素を効率よく得るためには、生食がおすすめ。理由は、クレソンのもつ豊富な栄養素が加熱や水に弱いからです。
■クレソンは「栄養密度No.1」
クレソンは「最高の栄養密度」を誇る野菜といわれています。アメリカの研究機関によると『17種類の主要栄養素(※1)』の含有量を基準とした評価で、クレソンは100点満点で1位だったのです。
(※1:カリウム、食物繊維、タンパク質、カルシウム、鉄、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、葉酸、亜鉛、ビタミンA・B6・B12・C・D・E・K)
■クレソンの栄養素は加熱によって下がる
クレソンに含まれるビタミンCは熱に弱い性質を持っています。またカリウムは、ゆでる、煮るなどの調理により煮汁に流れ出やすい性質があります。
■クレソンの栄養素は水に溶けやすい
クレソンに豊富に含まれているビタミンCや葉酸などの水溶性ビタミン、ミネラルであるカリウムは水に溶けやすい性質を持ちます。そのため、水にさらす時間が長かったり、ゆでたりすると栄養素が流れ出てしまいます。
クレソンには美肌やアンチエイジング、むくみ解消やデトックスなどの力が秘められています。せっかくの栄養素を逃がさないためには、生で食べるか、煮汁もそのまま食べることができるスープなどの料理がおすすめです。
これまでクレソンに対して「どうやって料理するの?」や「オシャレなイメージだけど使い方がわからない」と思っていた人は、ぜひこの機会にクレソンを料理してみてくださいね。もしかしたらハマってしまうかもしれませんよ!
<野生のクレソンにはご注意を>
クレソンは生食が推奨されていますが、肝蛭(かんてつ)という寄生虫が付いている場合もあります。とくに野草として自生している生のクレソンには注意が必要。きちんと洗ってから料理し、さらに加熱すると安心でしょう。
◇撮影・レシピ提供:しましまママ(管理栄養士、調理師、妊産婦食アドバイザー、料理代行)
◇記事の構成・編集・執筆/(salvia編集部)
◇栄養価計算:宮崎幸恵(管理栄養士)
【宮崎幸恵のプロフィール】管理栄養士として、委託給食会社、老人福祉施設での栄養管理、特定保健指導などを経験。その他保有資格:食生活アドバイザー2級、介護支援専門員。