反対派「シチューにご飯をかけるのはありえない」

クリームシチューとごはんについて「かける派」と「わける派」といますが、多数派は「わける派」のようです。

上記資料によると、特に年配者はクリームシチューとごはんをわけて食べる人が多いことがわかります。
そして、年代が若くなるにつれて「わける派」が少なくなっていくのも特徴。若者はドリアやリゾットといった洋食文化に慣れていることが、ひとつの要因かもしれません。
ごはんにシチューをかけたくない理由
○気持ち悪い
クリームシチューはカレーと違ってクリーム系の甘みがあります。また原材料に牛乳や生クリームが使われているので、お米にかけることを理解できないようです。
○マナー違反であると感じる
ご飯にクリームシチューをかけるスタイルに行儀が悪いと感じる人がいます。シチューはスープや汁物の感覚なので「ご飯にみそ汁をかけるようなもの」と、言う人も少なくありません。
○彩がなくまずそうに見える
ご飯にルーをかける料理といえばカレーライス。盛り付けられたときのコントラストが美しく、食欲をそそりますよね。一方、白いお米に白いクリームシチューはたんぱく。おいしそうに見えないという意見があります。
地域性や育った環境に左右される
クリームシチューの食べ方は、地域によってかたよりがあります。

たとえば沖縄県は「かける派」が6割強で、鳥取県は8割が「わける派」。平均で「反対派・約7割|賛成派・約3割」という数字がありますが、地域によって大きな差があります。
このことから、シチューライスの感覚は、育った環境に大きく影響されることがうかがえます。
ごはんにクリームシチューをかける家庭で育てば、シチューライスは当たり前で、シチューとごはんをわけて出されていた人には違和感。好みの問題であり、「どちらが悪い」というものではなさそうです。
また、特に反対という理由ではなく、単純に「ごはんとわけた方が好き・食べやすい」という人もいます。
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受け入れられない理由は
「イメージの悪さ」?
意外?シチューパン派よりも米派が多数

撮影:salvia writer
アンチシチューライスが多いということは、合わせる主食は「米派よりパン派」が優勢なのでしょうか?
しかし、クリームシチューと一緒に食べるとしたら、過半数が「ごはん派」のようです。

この集計から、シチューとお米の相性には問題ないことがうかがえます。
実際、反対派の多くの人が、クリームシチューにわけて白いごはんを用意。またクリームシチューに合うごはんものとして、エビピラフやバターライス、ガーリックライス、チキンピラフ、コーンの洋風炊き込みご飯、サフランライスなどが人気です。
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「クリームシチュー×ごはん」は
相性としては悪くない
「シチューはごはんに合う」のに賛成派は肩身がせまい……

賛成派・反対派に限らず、多くの人は、クリームシチューとごはんの相性が良いと感じています。
しかし、反対の勢力が強いため、意見が割れたときに責められるのは賛成派。恋人や友人との間で意見が食い違った場合、シチューライス賛成派の肩身が狭いようです。
・賛成派→「わける」ことに疑問はあっても嫌悪感はない。
・反対派→「かける」ことに嫌悪。拒絶反応をすることもある。
シチューとごはんを「わける」人にとって「かける」行為は、不快をうったえることもあり、生理的に受け付けない場合もあります。
それは個人の感覚なので、食事中に不快なものを見たくないという気持ちは、しかたのないことです。
ただし、言い方が強いともめてしまうのは当然。「行儀が悪い」とか「育ちが悪い」と言ってしまうから問題になってしまうのかもしれませんね。
【シチューライス賛成派の言い分】
・なぜ気持ち悪いの?→ドリアやリゾットも「クリーム×ごはん」ですよね。
・不快への疑問→クリームシチューをリメイクしてドリアを作るのは平気なの?
・マナー違反について→そもそも正式なルールはあるのか?
・まずそうに見える→カレーライスはよくて、なぜシチューライスはNGなのか?
・総合=好きで食べているので、文句を言われると不快になる。
「シチューオンライス」の登場
ハウス食品から2017年8月に発売開始された、シチューライス専用の「ハウス シチューオンライス」は、「シチューライス賛成派」の救世主でした。なぜなら、このメニューこそ、公的にシチューをごはんに乗せるものだからです。
当時は「チキンフリカッセ風ソース(鶏肉)」「ビーフストロガノフ風ソース(牛肉)」「カレークリームソース(豚肉)」の3種。現在は、製造中止となっています。もしかしたら、世の中の「かける派」が少ないことが影響したのかもしれませんね。
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そこまで文句を言われるなら……
納得できる理由があるの?
「かける?かけない?」の正解は

反対派の意見の中で注目されるのが、クリームシチューのルールです。そこで、正式な食べ方をできる範囲で確認してみました。
クリームシチューは日本生まれ
クリームシチューのルーツを西洋だと思っている人は多いはずです。しかし「クリームシチュー」という名称は、日本で生まれた造語。意外にも、洋食ではなく日本発祥の食べ物なのです。
きっかけは戦後の食糧難の時期に、子どもたちの学校給食。当時は脱脂粉乳を使ったものや、小麦粉でとろみをつけたていどの料理でした。
その後、ハウス食品のシチューミクスの登場により、家庭料理として定着していったクリームシチュー。歴史をさかのぼると、レストランでクリームシチューを出すお店が少ないのは、家庭料理のイメージが強いからなのかもしれません。
結果として、クリームシチューの「正式な食べ方」はありません。強いてあげるなら、学校給食の「パン&クリームシチュー」が考えられますが、その場合、ご飯を合わせること自体が邪道の扱い。「かける派」も「わける派」もマナー違反ということになってしまいますよね。
「怒り新党」でのシチュー ライス論争
テレビ番組内で「クリームシチューをごはんにかけるかかけないか」を議論した結果、番組のMC3人全員が「わける派(反対派)」でした。
この3人としては「かけない」で完結するわけですが、「かける派(賛成派)」の視聴者としては違う意見となるわけです。
家庭用シチューのルーを製造販売している「ハウス食品」「S&B商品」に回答をもとめたところ、「食べ方は自由」という結果だったのです。
クリームシチューには「パン派」も
ここまで、クリームシチューを「ごはん」にかけるか、かけないか、というテーマでしたが、「かけて食べる派」と同じくらい、「パン派」もいます。

基本的に食べ方が自由なので、「パン」も正解の1つということですね。
やはりクリームシチューをごはんに「かける?」「わける?」に正解はなく、個人の自由。感覚の問題であることがわかりました。
よって、「なんでシチューをごはんにかけないの?」や「わけない糸は行儀が悪い」との言い合いは、不毛な論争。お互いが不快になる行動や言動はやめ、歩みよることが正解のようです。
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「正解はない」が正解!
間違いもないので「恥」ではない
主婦目線でシチューライスはあり!
先述したように個人の好みがあるので、クリームシチューをごはんにかけることが不快な人には「なし」でしょう。
それ以外の人であれば、クリームシチューをごはんにかけることは、主婦としてメリットがあります。
・ワンプレーとなら並べるのも下げるのもラク。
・「わけない」ことにより洗い物の器が少なくて済む。
・夫や子供たちにとって、パンよりもお米の方が腹持ちがよい。
・子供が小さいと、食べさせるのにラク。
もちろん、個人の感じ方によってラク、ラクではない、メリット、デメリットは異なりますが、少なからず、準備や片付けの「時短」になりそうですね。
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あなたにとって「シチューライス」は
アリですか?ナシですか?
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